Schliemann

英語

英語上達のコツ 語学の達人・シュリーマンから学ぶ英語学習の秘訣

今日は、英語学習語学習得に役立つ話をします。

あなたはシュリーマンという人物を知っていますか??

シュリーマンはドイツの考古学者で、伝説の都市トロイアを発掘したことで知られています。

高校の世界史とかにも出てくる人です。

そんなシュリーマンは実は語学の達人でもあったのです。

母語のドイツに加えて、10カ国語以上をマスターしました。
一説には、生涯でマスターした言語の数は18以上にもなる説もあります。

ほんとかよって感じですよね。

でも、たくさんの言葉をマスターしたことは間違いなさそうです。

シュリーマンの語学習得法についてはその詳細がわかっており、
その学習法から英語学習へのヒントを探ってみましょう。

ただし、前提として考えなければならないことは、誰にでも有効な語学学習法は存在しないということです。

学習者によって現状の語学力は違うだろうし、その人の性格にあった学習パターンが存在するはずです。

また、シュリーマンは日本人でないので、私たち日本人とのバックグランドの違いも考えなければなりません。

それでは、そういった前提を踏まえた上で、彼の学習法を見ていきましょう。

目次

シュリーマンの語学学習法

以下がシュリーマンの語学学習の手順です。

  1. 非常に多く音読すること
  2. 決して翻訳しないこと
  3. 毎日1時間あてること
  4. 常に興味ある対象について作文を書くこと
  5. 4で作成した作文を教師の指導によって訂正すること
  6. 前日直されたものを暗記して、次の時間に暗唱すること

それぞれのポイントを詳しく見ていきましょう。

(1)非常に多く音読すること

音読が大事ということは語学習得でよく言われることですね。
これはその通りだと思います。

語学の学習はスポーツの練習のようなもの。

英語の学習で意味が分かったら、そこで学習は終わりと勘違いしている人がいますが、何度も教材を読み返し、音読、もしくはシャドーイング等を繰り返し、英語の感覚を体に染み込ませることが大切だと思います。

(2)決して翻訳しないこと

これは、おもしろいポイントです。

他国語を学ぶときに、日本語を使うべきか否かという話です。

ここで考えなければならないことは、シュリーマンが学習していたのは、それぞれ多くの共通点があり、似通っているヨーロッパの言葉だったということです。

日本語はほかのどの言葉とも文法、音声的に異なっています。

日本語とまったく言語体系が異なる英語を学ぶとき、特に初歩の段階では、日本語を使わずに英語を理解していくことは難しいです。

学習者の年齢やレベルによるところもあると思いますが、初心者はある程度、日本語で文法なりを学んだ方がいい効率の良いと思います。

ただ、英語の初歩のステージを過ぎたらこのアドバイスを試してみることは有効かもしれません

メモ

臨界期仮説
ちなみに、年齢に関しては臨界期仮説(Critical Period Hypothesis:CPH)という考えがあります。
これは、エリック・レネバーグという言語学者によって提唱された考えで、言語は幼児期から思春期頃(12-13歳ぐらい)までには容易に習得でき、それ以後に学習を開始しても不十分にしか習得が行われないという仮説です。

(3)毎日1時間あてること

人は忘れる生き物です。
継続が大事ということですね。

(4)常に興味ある対象について作文を書くこと

ライティングの重要性について、あまり日本の英語学習で言及されることはありませんね。
しかし、これは大切なポイントです。

スタディサプリのカリスマ英語講師・関正生先生は、「 スピーキングのブレークスルーはライティングによってもたらされる」といった指摘をしています。

スピーキング力を伸ばしたかったら、ライティングの練習をすることは有効な手段といえるでしょう。

(5)(4)で作成した作文を教師の指導によって訂正すること

これもとても大事なポイントですね。
適切なフィードバックを受けるということは、新しい分野を学習するときは、とても大事ですね。

小さな子供を見ていても、間違えて直されながら上達していきます。

(6) 前日直されたものを暗記して、次の時間に暗唱すること

この4から6の流れは英語学習を考えるうえで、とても大事なポイントになると思います。

自分でアウトプットしたことに対して、そのコレクション、フィードバックを得て、そのフィードバックを学習に反映させて改善していく。

このプロセスは、語学学習だけではなく、他のどんな学習にもあてはなるでしょう。

つまり、こういった常にアプトプットでして、そのフィードバックを受け、それを自己学習に取り入れていく。
そういった環境を整えることが、学習では大切にあるということだと思います。

英語学習において参考になるポイント

参考になるポイントをまとめます。

シュリーマンのが学習法から、以下のようなポイントが大事かなと思いました。

  • 音読が重要
  • 決して翻訳しないことというアドバイスは学習の段階によっては日本語を使って学んだ方が有効な場合もある。
    ただ、初歩のステージを抜けたら、日本語を介さないで、学習を進めることが重要
  • 毎日続けることが大切
  • アウトプットをして、そのフィードバックを受けて、それを訂正していくという環境を作る必要がある

さいごに

シュリーマンの語学習得法、
いかがでしたでしょうか。

日々の語学学習のヒントとなるところがありましたか。

前提でも述べましたが、考慮しなければならないことは、この方法がだれにでも有効であるとはかぎらないということです。

シュリーマンの学習した言葉はヨーロッパの言葉で、比較的に似通っているものです。
日本人が言語としての相違があまりない(言語間の距離が大きい)英語などのヨーロッパの言葉を学ぶ場合は状況が違うことが多いです。

ただ、それでもシュリーマンの学習法から学べることはたくさんあると思います。

それをうまくあなたの日々の学習に取り組んでいきましょう。