プログラミングを学ぶべき理由 スティーブ・ジョブズとマーク・ザッカーバーグのアドバイスを比較してみよう

プログラミング

プログラミングを学ぶべき理由 スティーブ・ジョブズとマーク・ザッカーバーグのアドバイスを比較してみよう

iPhoneなどの革新的なプロダクトを世に送り出したアップルの元CEOスティーブ・ジョブズ
世界中の人々がつながるオンラインプラットフォームを作り上げたファイスブックCEOマーク・ザッカーバーグ

それぞれ、 コンピュータプログラミングを学ぶこと勧めています

しかし、「プログラミングを学ぶべき」という理由に関して、2人は違った視点を提示しています。

今回は、その理由の違いに注目してみます。

「プログラミングを学ぶべき」、その理由の違いをみると、それぞれの“らしさ”が見えてきます。

目次

マーク・ザッカーバーグ

My number one piece of advice is: you should learn how to program.
僕の1番のアドバイスは、プログラミングを学べってことだね。

マーク・ザッカーバーグ

2011年のインタビューで上記のように答えています。

The more demand and they get paid more

ザッカーバーグ、若いですね、

マーク・ザッカーバーグが考える「プログラミングを学ぶべき」理由、

それは 需要があって(The more demand)、給料が良いから(get paid more)です。

インタビューでは、フェイスブックのエンジニアの雇用の話の流れであったため、こういった理由を挙げたのかもしれません。

具体的にはインタビューで以下のように、述べています。

All king of different jobs are going to involve some element of programing.
すべての職種で、プログラミングの要素が必要になるだろう
The average salary that an engineer , one of my computer science classmates got, it’s gone up at least 50 percent.
エンジニア、僕のコンピュータサイエンスのクラスメイトがもらう平均的な給料は、少なくと50%上がった。
The skill set of being able to write code is so highly in demand.
コードを書けるスキルセットは、とても需要がある

マーク・ザッカーバーグ

「すべての職種で、プログラミングの要素が必要になるだろう」という指摘は、おもしろいですね。

まさに、いまそういった状況にあるのではないでしょうか。

どの会社、業種であっても業務のデジタル化「デジタルトランスフォーメーション」ということがいわれています。

続いては、スティーブ・ジョブズのインタビューをみていきましょう。

スティーブ・ジョブズ

Everybody in this country should learn how to program a computer, should learn a computer language.
この国のすべての人は、プログラミングを、プログラミング言語を学ぶべきだね。

スティーブ・ジョブズ

スティーブ・ジョブズは1995年に行われたインタビューで上記のように答えています。
このインタビューはスティーブがアップルに復帰する18か月前に収録されたものです。

トレードマークのタートルネック姿ですね。

若くてエネルギーに溢れているスティーブ。

晩年のスティーブを知っていると、こういった健康的な映像をみるとうれしくなります。

It Will Teach You How to Think

さて、スティーブがプログラミングを学ぶべきとする理由です。
スティーブは、プログラミングを学ぶことは「 どうのように考えるかを教えてくれる」、そしてそれが役に立つといっています。

Because it teaches you how to think.
It’s like going to law school.
I don’t think anybody should be a lawyer, but going to law school can actually be useful because it teaches
you how to think in a certain way….I view computer science as a liberal art.
なぜなら、それはあなたにどのように考えるかを教えてくれるから。
それは、ロースクールに行くようなものだよ。
みんな弁護士になった方がいいわけではないけど、ロースクールにいくのは有益なんだ。
なぜなら、それは(法律を学ぶことで)ある一定のやり方で物事を考えることができるようになるから。
僕は、コンピュータ科学をリベラルアーツだと思っているんだ。

スティーブ・ジョブズ

スティーブは、ロースクールにいくことを例に説明しています。
ロースクールにって、法律の体系を学ぶと、どのように考えるかを学べるように、プログラミングを学ぶことによってもある一定の考え方(思考体系、パラダイム)を学ぶことができる。
そして、それが人生の様々な場面、また違う分野でも役にたつということでしょう。

スティーブは、コンピュータ科学はリベラルアーツであるとも言っています。

スティーブは、自分のことを、 テクノロジーとヒューマニティー(リベラルアーツ)の交差点に立つ人物と考えていました。

テクノロジーとヒューマニティー(リベラルアーツ)の交差点に立つ人物

以下の、記事で紹介したように「Technology Alone Is Not Enough:テクノロジーだけでは、十分でない」ということをいっています。

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メモ

リベラルアーツ
日本では”教養”と訳されることがあるが、大学の一般教養のようなものだと考えると誤解することになる。
リバラルアーツは「自由になるための学問」であり、中世ヨーロッパでは、リバラルアーツとして論理学など自由七科といわれる7つの学問が定められていた。
そして、その自由七科を習得することが人の自由につながると考えられていた。

スティーブ・ジョブズは、リベラル・アーツ・カレッジであるリード大学に通っていた。

中退したけど。

スティーブは、会社が作る製品には、企業文化、価値観を入れる必要があるとこのインタビューで答えています。

スティーブのインタビューを聞くと、いつもそこに彼が影響を受けた価値観が込められているように感じます。

それは、彼が若い時期に影響を受けたカウンターカルチャーの価値観なのでしょう。

この1995年のインタビューでのスティーブのコメントについては、またの機会にしっかりまとめたいと思います。

どのコメントも、インスピレーションに溢れたものです。

さいごに

スティーブ・ジョブズとマーク・ザッカーバーグのプログラミングについてのアドバイスを紹介しました。

アドバイスについて2人が考える理由について比較をしましたが、いかがでしたでしょうか。

英語のコミュニケーションでは、何か主張をしたときにしっかりと理由を述べます。

「なぜ、そう思うのか」、出張の理由が英語圏では重視されているともいえます。

「なぜ、プログラミングを学ぶべきか」

スティーブ・ジョブズとマーク・ザッカーバーグが考えるその理由は、2人が作り上げた会社、アップルとフェイスブックのブランドイメージにも影響している気がします。